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梅盆栽
お正月の床飾りや玄関ホールに。風情たっぷりの美しい枝ぶりを楽しみましょう。



じょうずな扱い方

梅は品種の改良が非常に盛んで、中国からの渡来種のほか、江戸時代に育成・改良が行われたものなどがあり、現在では300種を越える園芸品種があります。梅盆栽には野梅系の園芸品種として知られる難波紅や玉拳、浮牡丹がよく使われています。

●手入れのポイント
十分な水やりと肥料、害虫予防の3つが梅盆栽の手入れのポイントです。戸外の梅盆栽を早めに開花させたいときは、乾燥を防ぐために湿らせた新聞紙をかぶせ、ビニール袋で鉢全体を覆ってあたたかくしてやるのがベターです。

●置き場所
基本的には戸外でかまいませんが、葉の付け根につぼみがつき始める11月頃になったら屋内に取り込みます。暖房機の温風がふきかかったり、ストーブに近づけるとつぼみが落ちてしまうことがあるので、あたたかい窓辺で管理するようにします。花が終わったら、早めに日当たりのよい戸外に出しましょう。

●水やり
鉢の表面が乾いたら、鉢の底から水が流れるくらいまでたっぷり水を与えます。過湿を嫌うので、水やりは土の表面が乾いたときだけ行います。

●肥 料
肥料はこまめに与えることが肝心です。目安としては3月下旬から10月初旬までの間に5〜6回程度。3月の下旬に1回めの肥料を施し、その後は5月、6月、8月、9月、10月のそれぞれ初旬に与えるようにするといいでしょう。肥料は油粕の玉肥を鉢土の上に施します。

●開花期の管理
花は最後の一輪まで咲かせずに、8割くらい咲いたところで残ったつぼみと花がらを摘み取るようにします。

●整枝・剪定
梅は長期間植え替えしないでほうっておくと枝数が減って、樹形が悪くなってしまうので、若木であれば1〜2年に1回くらいの割合で植え替えと剪定を行いましょう。伸びすぎた不用な枝は適当な位置で折り、折った枝はそのままに。新葉は幹の根元から2〜3芽を残して切り戻ししておきます。

●病害虫
アブラムシやカイガラムシなどの害虫が見られたら、殺虫剤で駆除します。ウドン粉病、カイヨウ病、黒星病も出やすい病気なので、葉の茂っている4〜6月に殺菌・殺虫剤を散布して防除します。また、12〜2月に高濃度の石灰硫黄混合剤を散布するのも効果的です。

学 名 Prunus sied.et Zucc(ウメ)
分 類 バラ科 サクラ属
別 名 好文木、春告草、匂草、木の花、花の兄、香散見草、風待草、香栄草、初名草(ウメ)
和 名 梅(ウメ)
樹 姿 梅の原産は中国。交配の系統により原種に近い野梅系と枝の断面が紅色の紅梅系、梅と杏の中間の性質を持つ豊後系、杏との雑種になる杏系の4系統に分けられます。早咲きと遅咲きがあり、花の大きさは品種により小輪、中輪、大輪、咲き方は一重咲きと八重咲きがあります。
花 色 紅、白、複色、ピンク、淡黄色

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